強豪校の練習施設に潜入取材。名門・滝川二の練習場は昨年完成の人工芝グラウンド

高校サッカーの強豪校はどのような環境でトレーニングしているのか。グラウンド、部室、サッカー部寮……。各校の協力によって、高校進学を控えた中学生たちにとっても貴重な情報を教えてもらってきたぞ。第34回は10年度全国高校選手権優勝、06年度全日本ユース(U-18)選手権優勝の名門校、滝川二高(兵庫)のグラウンド、施設を紹介する(3月取材)。 ■待望の人工芝グラウンド 私学の滝川二は兵庫県神戸市西区に位置している。サッカー部は選手権出場20回、インターハイ出場は23回。日本一になった以外にも10年のインターハイで準優勝、98年、02年、03年度の選手権と87年のインターハイ、05年の全日本ユース選手権で3位に入るなど長く兵庫、関西地方の高校サッカーを牽引してきた。昨年3月、瀧川学園100周年記念事業の一環として、校内のグラウンドを全面人工芝と全天候トラックに改修。人工芝グ

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関西学生リーグは前期全試合が中止…総理大臣杯予選も延期へ

前回王者の大阪体育大 関西学生サッカー連盟は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、前期日程の全試合中止を決めたと発表した。1部、2部A・Bブロック、3部A・B・Cブロックの全カテゴリが対象。6日に開催された常任理事会で決議した。 3月下旬の決定では開幕予定日を5月16日としていたが、大幅再延期の決断となった。同連盟は「開始を5月中旬としても各チームが大会開催に向けて調整する期間を到底確保できず、感染拡大が収束に向かっている見通しも立たないことから、安心安全に開催できると思われる時期まで大会開催を見送るべきとの結論に至りました」と説明した。 なお、1部・2部リーグは後期日程を通常どおりの枠組みで行う方針。一方、3部リーグにおいてはA・Bブロック編成で行う予定となっている。 同連盟はあわせて、総理大臣杯予選を兼ねる関西学生サッカー選手権大会を当初の5月31日開幕から6月

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ファン・ダイクが選んだプレミア最高の5選手は? 同僚選外縛り、ソン・フンミンら

リヴァプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、プレミアリーグの選手から自身最高の5人制チームを選んだ。 欧州王者、そして今季のプレミアリーグを独走するチームの守備の要であるファン・ダイク。昨季にUEFA年間最優秀選手賞も受賞した28歳が、『five-a-side team(5人制チーム)』の企画に参加した。 ファン・ダイクは、リヴァプールのチームメートを選べないという縛りの中、1-1-2-1の布陣でメンバーを選出。まずGKは、マンチェスター・シティのGKエデルソンを選択した。ファン・ダイクは「(チームメートの)アリソンが一番だけど、そのほかではエデルソンが最高だと思うね。傑出したGKだよ」と理由を述べた。 DFには、マン・CのDFアイメリク・ラポルテをチョイス。ファン・ダイクは「本当にめちゃくちゃ良いDFだと思っている。素晴らしいDFだ。チームにとっていかに重要な

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FA会長「クラブやリーグが無くなる可能性がある」今季打ち切りの可能性も否定せず

イングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・クラーク会長は、クラブやリーグが存続の危機に立たされていると語った。世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。3月中旬までにリーグ戦が軒並み中断され、再開の見通しが立たない中、活動停止に追い込まれ、収入源を断ち切られたクラブの多くが財政面で苦境に立たされる。イングランド・フットボールリーグ(EFL)のクラブでは財政面の負担軽減を目的に選手やスタッフの一時帰休が発表され、リバプール(のちに撤回)やトッテナムといったプレミアリーグ勢も一部従業員に対して同様の措置を取るなど、多くのクラブが今後が不透明な状況に苦慮する事態に陥っている。フットボール界を含め、全世界が新型コロナウイルス危機に直面する中、FAカウンシルの会議の中でクラーク会長は「財政破綻により、クラブやリーグを失う危機に瀕している。復活のチャンスがほとんどない状況で

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ロナウジーニョ、パラグアイ刑務所から保釈…1億7000万円が支払われる

元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏は、パラグアイの刑務所から釈放されたようだ。 ロナウジーニョ氏は3月、パラグアイ滞在時に偽造パスポートを使用したとの疑いで逮捕。現在はパラグアイの刑務所に身を移しており、最大6カ月拘留の可能性があると報じられていた。刑務所内ではフットサル大会に参加したり、日々の生活が注目を集めている。 ロナウジーニョ氏は刑務所で32日間を過ごした後、事件の処分が決定されるのを待つ間、アスンシオンのホテルに住むことができることが決まったようだ。その背景には弁護士が160万ドル(1億7000万円)の保釈金を払ったことが伝えられている。 ロナウジーニョ氏は刑務所でも囚人仲間と写真を撮ったり、アルコールを摂取するなど、“VIP待遇”とも言える充実の生活を送っていると考えられていた。しかし、面会に訪れた元パラグアイ代表のネルソン・クエバスはその報道は異なるとし、「彼は全

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ロナウジーニョ氏
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声がかかった日を「昨日のことのように覚えている」…ディバラが語るユーヴェ愛

ディバラはユヴェントスから声がかかってきた日のことを振り返った [写真]=Getty Images アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがユヴェントスから声がかかった日のことを回顧した。7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。 ディバラは2015年夏にパレルモから4000万ユーロ(約47億円)でユヴェントスに加入。その後公式戦216試合に出場して91ゴールを記録していて、市場価値は移籍当時の2倍以上に上がっている。 ディバラはユヴェントスが自身に興味を示していることを知った時を振り返り、「あの日は昨日のことの様に覚えているよ」と語った。そして「僕はパレルモで母親たちと家にいて、すでに僕が選択できた多くのクラブについて話していたけど、どこにも答えを出していなかった。遅かれ早かれユーヴェから声がかかる気がしていたからね」と続けた。 「ある日の昼食後に、僕

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下部組織から在籍20年、521試合195得点186アシスト…ミュラーがバイエルンと23年まで契約延長

バイエルンは7日、FWトーマス・ミュラーとの契約延長を発表した。新たな契約は23年6月30日までとなる。89年9月13日生まれの現在30歳は、10歳からバイエルンの下部組織に在籍し、18歳のときにトップチームデビュー。チーム在籍年数は20年を迎え、トップチームでは公式戦521試合に出場し、195得点186アシストを記録している。クラブを通じてミュラーは、「我々はとても良い気分でサインを交わした。サッカーが再開すれば、バイエルンは今後も大きな成功を収められると思うし、僕自身もしっかり貢献したいと思っている。僕にとってバイエルンとの契約延長は最優先事項だったし、クラブも同じことを思っていたようだ。これからも僕の全てを捧げられるということを、とてもうれしく思うよ」とコメントしている。

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第100回天皇杯の日程再編が決定…5月23日開幕できず

日本サッカー協会(JFA)は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、5月末までの取材事業を全て中止すると発表した。これに伴い、5月23日に開幕予定だった第100回天皇杯の開幕延期も決定。開催日程は決まり次第、発表されるという。天皇杯は3月14日に日程変更が決定。5月23・24日に1回戦、6月10日に2回戦、7月8日に3回戦、8月19日に4回戦、10月14日に5回戦、11月3・4日に準々決勝、12月19日に準決勝、2021年1月1日に決勝を行うスケジュールとなった。だが、開幕日の再延期を迫られたことで、大幅な再編が避けられない状況となった。なお、各都道府県代表の決定期限は5月10日までとなっていたが、合わせて延期されることが決まったという。各都道府県では予選の日程が消化できないことにより、予選の中止や大幅な縮小が相次いでいた。国内では7日、安倍晋三首相が埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵

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ソン・フンミンが新型コロナによるリーグ中断中に軍事訓練開始…トッテナムが発表

トッテナムは、FWソン・フンミンが韓国で基礎軍事訓練を行うことを発表した。世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受け、プレミアリーグは3月13日に中断。以降、再開の見通しが立っておらず、先日にリーグ側は無期限延期を発表した。この中断期間を利用して、3月末に韓国に帰国したソンは、4週間の基礎軍事訓練を受けるようだ。トッテナムは6日に公式ウェブサイトで「今月、ソン・フンミンは韓国で履修必須の軍事訓練を始めることになる」と発表した。また、2月16日のアストン・ビラ戦で負った腕の骨折については「我々のメディカルスタッフが定期的にコンタクトを取り、回復を目指すことになる」と韓国で手術を受け、2月末にイギリスに戻って行っていたリハビリを軍事訓練を受けながら続けることになるようだ。そして最後に「ソンは5月の軍事訓練終了後にロンドンに帰って来る」と綴っている。2018年のアジア大会で金メダルを獲得

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野洲高の伝説ゴールを決めた男は今、 後輩の冷めた心に火を点けている

今から14年前。「セクシーフットボール」と呼ばれた、卓越したボールテクニックとコンビネーションによるサッカーで、並み居る強豪を倒して全国初制覇を成し遂げた、滋賀県の野洲高校。ファンの熱狂を呼んだあのサッカーを当時のメンバーに聞く。今回は激戦となった決勝で、見事な決勝ゴールを決めた瀧川陽だ。 ◆◆◆ 2005年度の全国高校サッカー選手権大会決勝。野洲高校対鹿児島実業の一戦は、高校サッカー史に残る名勝負のひとつに数えられている。理由のひとつが、延長後半に決めたゴールだ。これは「高校サッカー史上、もっとも美しいゴール」と呼ばれ、多くのサッカーファンの脳裏に焼きついている。 第84回全国高校サッカー選手権決勝で、決勝ゴールを決めた瀧川陽(写真中央) 歴史に残るゴールを決めたのは、FW瀧川陽。スーパーサブながら、準々決勝から決勝戦までの3試合で3得点を記録したストライカーである。

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