内側で揺らめく静かな炎。京都U-18MF中野瑠馬がドリブルの先に見据える未来

悔しい気持ちがなかったと言ったら嘘になる。それでも、自分の中で折り合いを付けつつ、もっと活躍する未来をイメージしながら、謙虚に前を向いた。「あの時はちょっと自分を上に見過ぎていたというか、『代表に入らなあかん』みたいな感じで思っていたんです。でも、ワールドカップも学ぼうとテレビで見ていましたし、やっぱりもっと学ぶものがあったなと思っています」。内側で揺らめく静かな炎の温度は決して低くない。京都サンガF.C.U-18の超絶スラローマー。中野瑠馬(3年)は自らのドリブルの先に、確かな未来を見据えている。大阪の賢明学院中学サッカー部で技術を磨いていた15歳は、ある試合をきっかけに古都の名門へと進路を取ることになる。「プーマカップという大会でサンガと試合をして、その時に声を掛けてもらって、練習会に行ったんですけど、実際に寮も見させてもらって、学校にも行かせてもらって、『サッカーに集中できる環境が整

高校サッカー
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FWロッベンがフローニンゲンで現役復帰!! 18年ぶり古巣帰還「再びシャツを着るのが夢だ」

MF板倉滉も所属するフローニンゲンは27日、元オランダ代表のFWアリエン・ロッベン(36)の加入を発表した。2019年夏に現役引退を表明していたが、コロナ禍を挟んで1年越しの電撃復帰。ロッベンはクラブを通じて「いまは再びフローニンゲンのシャツを着ることが私の夢だ」と語っている。ロッベンはフローニンゲンのユース出身。2000年に16歳の若さでプロデビューを果たし、そこからPSV、チェルシー、レアル・マドリー、バイエルンを渡り歩きながら世界のトップ選手の仲間入りを果たした。昨年夏、ロッベンは「「心と精神が痛む決断だった。だが、現実として16歳のときのようなプレーはできなくなっていた」として現役引退を決断。それでもドイツ紙『ビルト』によると、昨季はバイエルン退団とともに引退を表明した後、今季途中でのバイエルン復帰も検討されていたが、実現しなかったという。ロッベンはクラブ公式SNSで「成功するかど

フローニンゲン
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マグワイアが決めた!! マンU、延長戦の末にノリッジ下してFAカップ準決勝へ

[6.27 FA杯準々決勝 ノリッジ 1-2(延長) マンチェスター・U]FAカップ(国内杯)準々決勝が27日に行われ、ノリッジと対戦したマンチェスター・ユナイテッドが延長戦の末に2-1の勝利を収め、準決勝へと駒を進めた。試合が動いたのはスコアレスで迎えた後半6分だった。左サイドからDFルーク・ショーが送ったクロスのこぼれ球をFWオディオン・イガロが右足アウトで押し込み、マンチェスター・Uが先制に成功。1点をリードしたマンチェスター・Uは後半17分に3枚替えを行い、FWマーカス・ラッシュフォード、FWメイソン・グリーンウッド、DFブランドン・ウィリアムスをピッチへと送り込む。しかし、後半30分にスコアを動かしたのはリーグ戦で最下位に沈むノリッジだった。PA外でボールを受けたMFトッド・キャントウェルがコンパクトな振りでミートさせたボールは勢い良く飛び出すと、ゴール右下を鮮やかに射抜いて試合

FA杯
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「何が何でもJ1に」長崎が開幕2連勝! 手倉森監督は采配的中も「ズバリでしたけど…」

[6.27 J2第2節 長崎2-1北九州 トラスタ]4か月という未曾有の中断期間を挟んで2連勝。V・ファーレン長崎が2年ぶりのJ1復帰に向けて好スタートを切った。「九州ダービーをモノにできてホッとしています」。そう振り返った手倉森誠監督はテレビの前で観戦するサポーターに向けて「県民が来られる状況まで絶対に負けるわけにいかない。そして来た時からも絶対に勝ちましょう」と宣言した。前半5分、3バック採用を活かしたサイド攻撃で左ウイングバックのDF亀川諒史が先制点を奪うと、後半20分には2枚替えで投入したばかりのFWビクトル・イバルボとFWルアンによる連係から追加点を奪取。手倉森監督の用兵が功を奏した。もっとも、後半20分までは「(采配は)ズバリでしたけど、取った後のゲーム運びがね……」と指揮官。その後は徐々に攻め込まれると、同34分にはセカンドボールを拾われて失点しており、「逃げ切りのような勝ち

J2
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メッシがまんまと騙す! 堅守セルタを破った奇策とは? スペイン紙「相手の全員が…」

[6.27 リーガ・エスパニョーラ第32節 セルタ2-2バルセロナ]バルセロナのFWリオネル・メッシが27日のリーガ・エスパニョーラ第32節セルタ戦で相手の裏をかく見事なFKによって、FWルイス・スアレスの先制ゴールをアシストした。守備を固めるセルタに対し、攻めあぐねる時間が続いたバルセロナ。だが、この状況をエースが打開した。前半20分にPA手前やや左のFKでキッカーを務めたメッシは、直接狙う雰囲気を醸し出しながら、右前方への浮き球パスを選択。ほとんどの敵味方が予測していなかった中、それを感じていたファーのスアレスが頭で押し込み、均衡を破った。スペイン『マルカ』は公式ツイッターで「セルタの全員がメッシはFKを狙うと思った時、レオはウルグアイ人選手の頭に計算されたクロスを入れた」と驚きをもってつづっている。

メッシ
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部活とユースを知る元J監督、異色の経歴で築いた指導哲学 「選手に失敗させる度量が必要」

【高校、ユース、Jを率いた吉永一明の指導論|第1回】昨季J2新潟を率い、今季からアカデミーダイレクターに就任 ドイツで頭角を現したユリアン・ナーゲルスマン(RBライプツィヒ)やドメニコ・テデスコ(スパルタク・モスクワ)らに象徴されるように、国際的に若い監督の活躍が顕著だ。 才能豊かな指揮官たちは、理論武装して成熟した選手たちを巧みに操り、結果を導いてきた。だが同じ指導者でも、どうしても年輪が必要なポジションがある。どんなタイプの少年たちが、どういう足跡を辿り成長していくのか。本来育成部門に求められるのは、そこに寄り添って見つめてきた実体験の積み重ねだ。 昨年途中からJ2リーグのアルビレックス新潟のトップチームを指揮してきた吉永一明は、今年からアカデミーダイレクター(U-18監督を兼務)に就任した。 吉永の指導歴は多岐に渡る。三菱養和を皮切りに、アビスパ福岡のアカデミー、清水

吉永一明
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日向坂46影山優佳が選ぶJと海外の推し選手は?

私物のアストンビラのユニホームを着た日向坂46の影山優佳 いよいよJリーグが再開(J3開幕)します。熱烈なサッカー愛の持ち主で人気アイドルグループ日向坂46の影山優佳(19)のインタビュー第2回では、自身の選ぶ「推し選手」を発表してもらいました。【取材・構成=松尾幸之介、横山慧】 ◇◇◇ 影山優佳です。今回は私のJリーグの推し選手ベスト3を発表させていただきます!第3位は柏のFWオルンガ選手(26)です。昨季はJ2最終節で1試合8得点のJリーグ新記録もつくった怪物ぶりが今年も見られるんじゃないかなと思います。今季昇格したJ1でも得点王争いに入ってくることを期待しています。 第2位は広島のMF東俊希選手(19)です。東京五輪世代のU-23日本代表にも選ばれていて、技術とパワーを兼ね備えています。サイドバックやウイングバックなど、いろんなポジションでプレーできる器用さもある、

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ユーヴェ、降格圏のレッチェ相手に4発快勝…2位ラツィオとの差を広げる

PKを決めチームメイトと祝福するC・ロナウド(中央) [写真]=Getty Images 26日にセリエA第28節が開催され、首位のユヴェントスと18位のレッチェが対戦した。 優勝を争う2位ラツィオと3位インテルが直近の試合でそれぞれ勝ち点を落としたため、この試合で勝利し両チームを突き放したいユヴェントスは、降格圏に沈むレッチェを相手にFWクリスティアーノ・ロナウド、FWパウロ・ディバラ、FWフェデリコ・ベルナルデスキらを前線で起用した。 試合は立ち上がりからユヴェントスがボールを握るも、なかなかレッチェの守備陣を崩すには至らない。逆に自陣で守るレッチェがボールを奪ってからシュートまで持っていくシーンも見られ、なかなかユーヴェの思うような試合展開とはならなかった。 しかし31分、ゲームの流れを一気に変えるアクシデントが起こる。最終ライン中央でパスを受けたレッチェDFファビ

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レッチェ
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ハキミがインテル入りへ急速に近づく…移籍金は48億円、5年契約の締結間近か

今季ドルトムントでその攻撃力を発揮するハキミ [写真]=Getty Images ドルトムントのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミがインテルへの移籍に迫っているようだ。26日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。 レアル・マドリードからドルトムントにここ2シーズンの間レンタル移籍をし、ドイツの地でその攻撃力を武器にブレイクしたハキミ。ドルトムントとの契約が切れる来季の去就が注目されているが、どうやらインテルが急速に契約締結に近づいているようだ。クラブはレアル・マドリードに4000万ユーロ(約48億円)を支払い、ハキミと5年契約を結ぶことになるという。 今季全大会合わせて9ゴール10アシストというサイドバックとしては並外れた数字を記録しているハキミは、安定した出場機会を求めて今夏レアル・マドリードを離れるようだ。クラブからは、復帰後はスペイン代表DFダニ・カルバハルのバックアッパ

ドルトムント
アクラフ・ハキミ
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フランクフルト、34歳DFマルコ・ルスの現役引退を発表…デ・グズマンは退団

17-18シーズンのDFB杯優勝に貢献したルス [写真]=Getty Images MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは26日、ドイツ人DFマルコ・ルスが今シーズン限りで現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。 ルスは27日にホームで行われるブンデスリーガ最終節のパーダーボルン戦に出場する予定。引退後はアナリストとしてフランクフルトに残るという。「このクラブでプロになり、これほど長い時間を過ごし、特別なファンの前でプレーできたことを誇りに思う。カップ戦での優勝は僕の記憶に残り続ける。たとえ難しい時期でも、毎試合、楽しでいた。それと同じように、僕の心のクラブでの新たな挑戦を楽しみにしているよ」とコメントした。 現在34歳のルスは1996年にフランクフルトの下部組織に入団し、2004年10月22日のブンデスリーガ2部第9節グロイター・フュルト戦でトップデビ

フランクフルト
マルコ・ルス
ジョナサン・デ・グズマン
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