ヴィッセル神戸MFセルジ・サンペールがスペイン『マルカ』とのインタビューに応じ、新型コロナウイルスが日本に与えている影響や、自身の神戸移籍の理由などについて語った。
サンペールは同インタビューで、日本における新型コロナウイルスの感染拡大が、約22万人が感染して約2万6000人が死亡した母国スペインほど深刻なものになっていないことを説明している。
「奇妙なことではあるけど、こちらはもう数カ月前にウイルスがやって来たが、そこまで大きな混乱が生じたわけではなかった。今は事情が変わって、かなり混沌としてきたね。ただ、数週間前に緊急事態宣言が発出されたにもかかわらず、今も人々は普通に仕事をしているし、レストランも開いたままで、僕たちは外出することが可能だ。(スペインとは)状況が違うけど、ただ僕が思うに、まだ最悪な事態には至っていないということなんだろう」
「アジアでは普段からマスクを使用する習慣がある? ここは本当に清潔で、だから彼らにとってウイルスを抑止するのは、僕たちより簡単なことなんだと推察できる。ソーシャルディスタンスを守り、(頬への)二回のキスで挨拶を交わすこともない……。文化が少し違うんだ」
サンペールは一方で、2019年にバルセロナから神戸に加わった理由について明かす。欧州のトップクラブから日本のクラブに渡ることは、やはり簡単な決断ではなかったようだ。
「本当に迷ったことだった。でもテニスをしている僕の兄弟が、(自身が移籍する)数カ月前に神戸に滞在していて、(神戸の)スタジアムは雰囲気が素晴らしく、とても驚いたと語ってくれたんだ。加えて(神戸の選手たちは)良いプレーを見せていて、その一方で僕は負傷後に出場機会を得られず、いるべき場所を見失っていた……。だから素晴らしい雰囲気と、いつだって称賛してきた文化のもとでプレーするのは、自信を取り戻すため、愛されていると感じるためには良い機会なんじゃないかと思えたんだ」
「(スペイン人の)若手選手が日本に渡るという道をつくり出す。その最初の人間にならない理由が、一体どこにあるんだと考えるに至ったんだ。自分がどこに行くのか正確には分かってはいなかったし、少し賭けではあったけど、これ以上は満足できないと思っているよ」
またMFアンドレス・イニエスタの存在も、神戸移籍の鍵を握っていたと語った。
「まったくその通りだ。アンドレスなしでは、ここにはいなかっただろう。彼から連絡があって、僕がここに来ること、もう一度ともにプレーすることを望んでいると言われたんだ。ここではフットボールを存分に楽しめる、とね。実際そうなっているし、本当に感謝しているよ」
日本のフットボールについては、将来的にポテンシャルを感じている様子だ。
「凄まじい成長を遂げていると思う。今後数年で強大な力をつけるだろうね。彼らはそうしようと試みているし、苦労はしているが、少しずつ進んでいる。選手たちはとてもテクニカルで、とても、とても素早い。フィジカル的にはそこまで強靭ではなく、そこは欧州とは少し違うけど、試合はよく均衡が崩れるためにペナルティーエリアに到達する回数が多く、見ていると本当に楽しい。アジア・チャンピオンズリーグでも上位まで到達し始めているし、国内リーグでは外国人選手が5人までプレーできるようになった。2年前は3人だけだったけど、そうなることでリーグとしての成長が果たされるわけだよ」
将来的に欧州に戻る可能性があるのかと問われたサンペールは、次のように返答している。
「今、そのことについて考えるのは簡単じゃない。扉は開いたままにしているし、いつか欧州に戻りたい。僕は常々そう言ってきた。そのためにハードに働いているよ。そういう機会が訪れたらいいね」
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