大学サッカー界屈指のSB、阪南大DF真瀬拓海はベガルタ仙台へ
大学サッカー界屈指のサイドバックが4年目のシーズン開幕よりも早く、プロ入りを決めた。ベガルタ仙台は5日、阪南大DF真瀬拓海(新4年=市立船橋高)の2021年シーズン加入が内定したと発表した。真瀬は発表にあたって、「試合に出ないと何も始まらないので、まずは試合に出るのが目標。クロスからたくさんアシストして、仙台の勝利に貢献したい」と意気込みを口にしている。
豊富な運動量と味方と上手く連携を取りながら繰り出すオーバーラップが光る真瀬は、名門・市立船橋で下級生からAチームでプレー。高校3年時には、主力の一人としてインターハイ優勝に貢献した。阪南大でも入学直後から定位置を掴み、1年時には全日本大学選抜にも選出。高校時代は精神面の弱さも見られたが、阪南大で過ごした大学生活によって、人間的な成長も見られる。
多くのJクラブが注視する中、真瀬に真っ先に声を掛けたのは仙台で、1月の終わりから宮崎合宿に1週間参加。最初は初めて味わうプロの世界に緊張し持ち味を出せなかったが、「3日目から吹っ切れた。このままじゃプロは無理だから、ミスしても良いやくらいの気持ちでプレーしたら、自分の特徴が出せた」(真瀬)。「めちゃくちゃ強くて一人で守れるんじゃいないかと思った」と衝撃を受けたDFシマオ・マテのようなボールを奪い切る強さや攻撃に絡んだ際の精度など課題も実感したが、持ち味の攻撃面ではプロで活躍するための自信を掴んだという。
真瀬は練習参加を通じて、木山隆之監督の下、後方から組み立て、サイドバックの攻撃参加を促す仙台のスタイルが、自身に合うと判断。「一つひとつのプレーが丁寧で正確だった蜂須賀(孝治)選手とポジション争いをすれば、自分が成長できると思った」と明かす通り、J1で143試合に出場する先輩サイドバックの存在も刺激になった。
当初は、他チームからのオファーを待つつもりでいたが、「早くから練習に参加し、タイミングが合えばベンチ入りして欲しい」、「仙台を経由して、世界に羽ばたいて欲しい」というチームの考え方に背中を押され、加入を決めた。「今年のうちにプロの世界に慣れて、来年のスタートからはポジション争いをして勝負ができるくらいになりたい。課題を見つける意味でも、早くにプロ入りを決めた方が良いと思った」。
市立船橋時代の同級生にはDF杉岡大暉(現鹿島)、MF原輝綺(現鳥栖)、MF高宇洋(現山口)、MF金子大毅(現湘南)がいる。「正直、高校卒業した時はあそこまで活躍するとは思っていなかった」と笑う通り、昨年のコパ・アメリカ2019でフル代表デビューを果たした杉岡を筆頭に全員がJリーグの舞台で活躍中。真瀬は「高校の同期がプロであれだけ活躍するのは凄く刺激になる。自分も同じ舞台でプレーしたいし、上回っていけるように頑張りたい。今はまったく下だと思うので、成長していきたい」と口にする。DF長友佑都(ガラタサライ)やDF室屋成(FC東京)らと同じ、大学経由でのフル代表入りを目指し、今季からJの舞台で躍動するつもりだ。
(取材・文 森田将義)
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