最悪のマン・Uと失敗のバルセロナ、そして大爆発のハーランド…冬の移籍市場の勝者と敗者
{by} www.goal.com

 

 冬の移籍市場がついに閉幕した。

 

 希望通りの移籍を実現させたクラブ、監督、ディレクター、そしてファンたちは明るい未来に胸を膨らませていることだろう。

しかしその一方で、うまく立ち回ることができなかった者たちもいる。彼らは難しいと言われたこの移籍市場の被害者たちであり、その先行きは決して明るいものではない。

 

 このドラマティックな1月の移籍市場の勝者と敗者をまとめた。

 

■マンチェスター・ユナイテッド:敗者

 

 マンチェスター・ユナイテッドはバーンリーをホームに迎えた1月22日の試合にて0-2と惨敗。かつて中盤でプレーしたダレン・フレッチャーは、試合後、オールド・トラッフォードの雰囲気について「毒されている」と表現した。

 

 まさにその“毒”は広がる一方だ。次の火曜日の夜には副社長のエド・ウッドワードの自宅が、暴徒化したファンによって花火で襲撃された。

 

 この行為はフットボール界からすぐに非難を浴びたが、現代ではこのような光景は珍しくない。つまり、今や不満を抱いたサポーターは単に不快なチャントを歌うだけでなく、愛するチームを傷つけたとされる者に対して犯罪行為をも辞さなくなってきているのだ。

 

 これに関してユナイテッドは次のような声明を発表している。

 

 「ファンが自らの思いを表現することと、犯罪行為や生命を危機にさらす行為は別物だ。弁解の余地はない」

 

 それはごもっともだ。しかし試合でのパフォーマンスがひどいものであれば、選手、監督、ディレクターやその家族は暴漢のターゲットになりうるというのが紛れもない事実なのだ。今シーズンの初めに自宅が強盗被害に遭ったナポリのMFアランの妻は、「こんなものフットボールではない」と漏らしていた。

 

 ユナイテッドはウッドワード宅の襲撃に関与して有罪となった人物への生涯に渡る締め出しを約束したが、残念ながらそれだけではオールド・トラッフォードに満ちた不満を解消するには至っていない。

 

 大多数のファンが、一線を大きく越えてしまった質の悪いファンへの責任を問う動きを評価する一方で、クラブの副社長、そしてオーナーであるグレイザー家へのさらなる抗議活動も予定されている。

 

 それでもオールド・トラッフォードの熱狂的なファンたちは、ウッドワードを始めとした上層部が、スコット・マクトミネイ、ポール・ポグバ、マーカス・ラッシュフォードらの負傷離脱に苦しみ弱体化したチームを、この移籍市場で立て直してくれると信じていたはずだ。

 

 具体的なプランは中盤に1人、前線に1人の少なくとも2人のプレーヤーを新たに迎え入れるというものだった。公平な立場から言えば、彼らはそのプラン通りの移籍を実現させた。

 

 そのうち1人はポルトガルの攻撃的MFブルーノ・フェルナンデスだ。膨大な費用をかけてやっとのことで獲得した彼は、2013年のサー・アレックス・ファーガソンの引退後に凡庸な選手に成り下がってしまった2人のユナイテッドのシンボル、ジェシー・リンガードとアンドレアス・ペレイラの立場をさらに危うくするだろう。

 

 そしてユナイテッドが最終的に契約を結んだもう1人が、オディオン・イガロだ。過去3年間を中国でプレーした彼の獲得は、ファンを大きく失望させた。

 

 移籍市場が幕を開けたとき、レッド・デビルズはレッドブル・ザルツブルクのアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に自信をみせていた。そのため彼らは以前のターゲットだったマリオ・マンジュキッチとの契約のチャンスを見送り、彼は結局ユヴェントスからアル・ドゥハイルへと移籍した。しかし結局ノルウェーの怪物ストライカーが選んだのはボルシア・ドルトムントであり、これによりユナイテッドは大きな恥をかくこととなった。

 

 オーレ・グンナー・スールシャールは「バイアウト条項」に関する主導権をハーランドの代理人に明け渡すことを公言していたが、ユナイテッドはミーノ・ライオラの要求を満たすことができない可能性が高いとの声明を発表したのだ。

 

 それは現代において間違いなく称賛されるべきスタンスだったが、実際のところその移籍を成功させていれば、クラブの雰囲気はまた別のものになっていただろう。しかし彼らは締め切りが迫る中、かつてワトフォードでプレーしたストライカー、イガロの獲得へと舵を切り、クラブの雰囲気をさらに悪化させたのだ。

 

 トップチームの調子の悪さが示すように、この毒されたチームの状況は改善どころか悪化の一途をたどっているようだ。

 

■アントニオ・コンテ:勝者

 

 現在インテルで指揮を執るアントニオ・コンテは、上層部の移籍方針に対して不満を持っている男というイメージが強い。

 

 この1月の移籍市場にてアシュリー・ヤング、ビクター・モーゼス、クリスティアン・エリクセンをチームへと迎え入れたコンテであったが、彼はこれによりネラッズーロ(インテルの愛称)が一夜にしてセリエAのタイトルを争うライバル、ユヴェントスと同等の力を得たとは考えていない。

 

 「メディアは私たちがレアル・マドリーの半数と契約したかのように扱うが、その伝え方は正しくない」

 

 確かに彼の言うことは間違っていない。そしてロメル・ルカク、アレクシス・サンチェスに加え、ヤングをサン・シーロに迎えた現状を考えれば、むしろ“マンチェスター・ユナイテッドの半数と契約した”という表現が正しいように思えるし、それは彼らの状況を鑑みれば自慢に値するものとは言いがたい。

 

 また、ガビゴルがフラメンゴへの完全移籍を果たした後、1月にはヴァレンティーノ・ラザロとマッテオ・ポリターノがレンタル移籍でニューカッスルとナポリへとそれぞれ旅立ち、インテルが彼らを戦力とみなしていなかったことも注目に値する。

 

 インテルの新戦力の質には疑問の声もあるが、ベッペ・マロッタ(インテルのCEO)がコンテのために全力を尽くしてくれたことは疑いようがない。

 

 ネラッズーロのCEOは1月に費やせる金が十分ではないことを明言していたが、コンテはチームに勝者のメンタリティをもたらすべく経験豊かなプレミアリーグのプレーヤーを必要としており、その望みはかなえられた。

 

 最も大きな収穫は、当然ながらエリクセンの加入だ。ヤングやモーゼスと異なり、ワールドクラスの才能を持つ27歳のデンマーク人の突出した能力は現在ピークを迎えている。

 

 セリエAでは、過去8試合のうち5試合を引き分けで終えていることからも分かるように、今シーズンのインテルの中盤にはクリエイティビティが欠けている。そのため、活きの良いエリクセンがチャンピオンズリーグ出場権争い、ひいてはユヴェントスとのスクデット争いに違いをもたらす存在となるかもしれない。

 

 インテルの懐事情を考慮に入れれば、移籍市場の権限を持つマロッタは1月に素晴らしい仕事をしたと言えるだろう。もちろん、コンテが100%満足しているとは考えられないが…。

 

■キケ・セティエンのバルセロナ:敗者

 

 キケ・セティエン自身は、バルセロナの監督就任を喜んでいるに違いない。

 

 目立った実績を持たないこの男は、1月13日にエルネスト・バルベルデの後継者として指名を受けた衝撃を次のように語っていた。

 

 「昨日私は故郷を散歩していて、周りには牛がいたよ。そして今日、世界一の選手たちを指揮する立場になったんだ」

 

 そのため、セティエンは事前にカンプ・ノウを訪れて新たなプレーヤーを要求するような機会を持つことはなかった。

 

 バルサの新指揮官は移籍市場の締め切りを前に、現状の戦力に満足していることを何とか表現しようとしていたが、「新たなストライカーが加入してくれれば嬉しい」とも語っていた。

 

 バルセロナはチームにフィットする9番を獲得できないままにシーズン後半に突入しようとしており、2018?19シーズンで8億4080万ユーロ(約1026億円)といった記録的なクラブ収入を得たにも関わらず、思うようなチーム運営ができていない。

 

 バルセロナにとって、すでにベテランの域に達したルイス・スアレスの代役が必要であることは18か月以上前から明らかであった。彼の負傷離脱は起こるべくして起こった出来事といえるだろう。

 

 昨年の1月、バルセロナはサッスオーロからケヴィン=プリンス・ボアテングを半年間のレンタル移籍で獲得するといった奇妙な決断を下した。そして今年の1月、彼らは誰一人として獲得することができなかった。これによりバルサが商業界において巨人であるにも関わらず、移籍市場では愚かな存在であることが浮き彫りとなったといえよう。

 

 マーケット期間にバルサはエヴァートンのリシャルリソンに8500万ポンド(約120億円)のオファーを提示していたことが伝えられているが、彼らがバレンシアのFWロドリゴの移籍金6000万ユーロ(約72億円)の支払いをためらったことを考えればこの行動は道理にかなっていない。つまり真実かは疑わしい。

 

 昨年はアントワーヌ・グリーズマンと契約した彼らだったが、それは結局のところ、ネイマールをカンプ・ノウに引き戻すための十分な資金が残っていなかったためであるとの見方が強い。

 

 明らかなセンターフォワード不足に悩む彼らだが、またしても補強に失敗してしまったために、1月に穴埋めストライカー探しに奔走する仕事は2年連続で徒労に終わってしまった。

 

 バルセロナの首脳陣は移籍市場の失敗に関する説明責任をまったく果たしておらず、スケープゴートとしてセティエンに白羽の矢が立ったと考えても不思議ではない。彼は思っているよりも早く、牛が待つ故郷に帰ることになるかもしれない。

 

■ボルシア・ドルトムントとハーランド:勝者

 

 ハーランドのドルトムント加入の知らせに打ちのめされたクラブは、マンチェスター・ユナイテッドだけではない。

 

 ボルシア・メンヒェングラートバッハでスポーティング・ディレクターを務めるマックス・エベールが、ブンデスリーガでタイトルを争うライバルがこの19歳のストライカーと契約を結んだと聞いたとき、まず彼の頭をよぎった言葉は「クソ」だった。

 

 すでにハーランドはジグナル・イドゥナ・パルクで「信じられない」ほどのインパクトを与えている。ウィンターブレイクに入る直前の2試合で、ドルトムントはわずか勝ち点1しか得ることができなかった。しかし彼らは、ハーランドの加入後のリーグ戦3試合では15得点を挙げて勝ち点9を手にしているのだ。

 

 しかもそのうち7得点がハーランドによるものであり、初めの2試合で挙げた5得点に関しては出場わずか57分の間に記録したものだ。

 

 この異常ともいえる得点率を維持し続けるのが不可能であることは明らかだが、ハーランドがマンチェスターを選ばずにドルトムントへの移籍を決断したことに対して疑問の声も上がる中で、彼はこの移籍が双方にとって有益だったことを証明してみせた。

 

 ドルトムントは2000万ユーロ(約24億円)で獲得した点取り屋のおかげで、報じられているバイアウト条項の規模に関わらず大きな利益を得ることになるだろう。そして買い手が現れるまで、彼らは豊かなクリエイティビティを兼ね備えた絶対的なフィニッシャーがチームにもたらす恩恵を享受することができる。

 

 ハーランド自身も、「僕とドルトムントは相性が良いと感じているよ」と話す。もちろんこれが、エベールをはじめとした他のブンデスリーガのクラブ関係者にとってバッドニュースであることは言うまでもない。

 

■ランパード、ジルー、カバーニ:敗者

 

 現在プレミアリーグで4位につけているチェルシーは、チャンピオンズリーグではベスト16進出を決めている。

 

 フランク・ランパードのスタンフォード・ブリッジでの監督としての最初のシーズンは、大方の予想を上回るものだ。クラブに課された補強禁止処分により、昨夏に新たなプレーヤーとの契約ができなかったという事実は忘れてはいけない。

 

 チェルシーの、特に攻撃陣における選手不足はウィンターブレイクよりもかなり前から露呈されていた。彼らはファイナルサードで守備を崩すことに苦しんでおり、ゴール前でまったくクリエイティビティを発揮することができていなかったのだ。

 

 そのためブルーズ(チェルシーの愛称)は、この1月に少なくとも新たに1人のストライカーを迎え入れるとみられていた。しかし、結局のところ誰一人としてこのクラブに加入することはなかった。そしてさらに悪いことに、彼らはどうしても引き留めておきたかった2人のアカデミープレーヤー、タリック・ランプティとクリントン・モラをも失ってしまったのだ。

 

 移籍市場の締切日にランパードのフラストレーションが溜まっていたことは明らかであり、当時ユナイテッド、トッテナム、ウルブスに勝ち点6差をつけて上回っていたにもかかわらず、指揮官はチェルシーについてトップ4を争う上で「負け犬」であると語り、失望をあらわにしていた。

 

 「新たな選手が必要であることは明白だ。絶対に誰かをチームに迎えたかった。ここ数週間はそのことを強調してきたはずだが、望んでいたことは起こらなかった」

 

 しかし、ナポリでの契約満了がわずか6か月後に迫るドリース・メルテンスや、移籍を希望しているパリ・サンジェルマンのストライカー、エディンソン・カバーニとの契約を実現できなかったチェルシーの無能さにひどく失望しているのは、ランパードだけではない。

 

 オリヴィエ・ジルーはフランス代表としてEURO2020を戦いたいと考えているが、ランパードのもとで冷遇されている彼の夢は危機に瀕しており、彼はスタンフォード・ブリッジを去ることを強く希望していた。

 

 そして、かつてチェルシーで指揮を執ったインテルのコンテ監督はジルーと再会することを希望していたが、ブルーズはこの33歳のプレーヤーを、代役を得ることなしに手放すことを拒絶した。

 

 カバーニはアトレティコ・マドリーへの移籍が有力視されていたが、結局その交渉は破談。最終的に、彼らの移籍にまつわるメリーゴーラウンドがうまく回ることはなかった。ドミノがうまく倒れれば全員がハッピーとなる可能性もあったが、結局最後に笑う者は誰もいなかった。

 

■レッドブル・ザルツブルク:敗者

 

 レッドブル・ザルツブルクのファンたちは、このクラブのタレントがヨーロッパの強豪から引き抜かれる運命にあることは百も承知だ。

 

 しかし彼らにとって受け入れがたいのは、この移籍市場で2人の有望なプレーヤーを、わずかな見返りしか得ることができずに失ってしまったという事実だ。

 

 南野拓実をわずか725万ポンド(約10億4000万円)でリヴァプールに明け渡したことだけでも十分なバッドニュースだったが、ハーランドが2000万ユーロ(約24億円)というバーゲンセールはザルツブルクのファンたちに大きな衝撃を与えた。

 

 かつてザルツブルクでもプレーしたサディオ・マネ、ナビ・ケイタに続きアンフィールドへと舞台を移した日本代表の南野は5シーズンをザルツブルクで過ごしたが、ハーランドは昨年の夏にレッドブル・アレーナに到着したばかりの選手だったのだ。

 

 この19歳はその短期間で27試合に出場し、チャンピオンズリーグでの8ゴールを含め29ものゴールを量産することで、自身が世界で最もエキサイティングなヤング・プレーヤーの1人であることを証明してみせた。

 

 とはいえ彼らはヨーロッパで最も力のあるクラブの1つであり、ザルツブルクのファンではない人からみれば、この事態はそこまで悲観すべきではないものにみえるだろう。そして彼らの主たる目的の1つが、姉妹クラブであるRBライプツィヒに選手を送り込むことであるのは明白だ。

 

 しかし、今シーズンのチャンピオンズリーグでナポリとリヴァプールを苦しめた彼らが、ヨーロッパリーグに向けて深刻なダメージを負ってしまったことは言うまでもない。

 

 1月に2人のスーパースターを失った彼らは、その両翼をへし折られてしまったのだ。

 

■オディオン・イガロ:勝者

 

 イガロの移籍に対する人々の反応は祝福ムード一色とはいかなかったが、彼自身はそのようなことを気にも留めていないだろう。

 

 かつてワトフォードの選手としてプレミアリーグでプレーし、家族とともにマンチェスターで暮らしていた彼にとって、これは帰郷とも呼べる出来事だ。

 

 そして何を隠そうイガロが新たに加入を果たしたのは、彼が幼い頃から応援を続けてきたクラブだったのだ。

 

 とはいえユナイテッドのファンは、おそらく大きな期待をしていない。それもそのはずここで言及されているのは、プレミアリーグに出場した最後の32試合で2ゴールしか挙げていないFWのことなのだ。

 

 しかしイガロは、ストレットフォード・エンド(オールド・トラッフォードのゴール裏西スタンド)のサポーターに支持されるプレーヤーになれる力を持った選手だ。クリーンなプレーでも知られる彼は、この思いがけないチャンスを見逃すことなく、必ずや全力を尽くしてくれることだろう。

 

いずれにせよ、現在30歳の彼は幼い頃の夢を現実のものとした。今回挙げた人物の中でも、彼以上の勝者は存在していない。

 

 

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